共同募金助成の仕組み
赤い羽根共同募金は、1947年に始まった日本最大の民間福祉基金です。毎年10月1日から翌3月31日まで実施される募金活動で集められた寄付金が、翌年度の助成原資となります。
集まった募金の約70%は地元の都道府県内で活用され、残りの約30%が全国的な課題に充てられます。地域に密着した助成制度として、長年にわたり福祉活動を支えてきました。
助成の種類と対象
助成には大きく分けて「広域助成」と「地域助成」の2種類があります。広域助成は全国規模の課題に取り組む事業が対象、地域助成は各都道府県内の福祉活動が対象です。
高齢者の見守り・生活支援
障がい者の社会参加促進
子育て・児童福祉
災害時の福祉活動支援
近年は「テーマ型募金」として、子ども食堂支援や孤立防止など特定テーマに特化した助成枠も設けられています。
助成金額と申請方法
広域助成の場合、1件あたり最大500万円の助成が受けられます。地域助成は都道府県ごとに上限が異なり、10万円〜100万円程度の場合が多いです。
申請は各都道府県の共同募金会を通じて行います。申請時期や様式は都道府県ごとに異なるため、所在地の共同募金会に事前に確認することが重要です。
中央共同募金会が実施する全国規模の助成プログラムは、中央共同募金会のウェブサイトから直接応募できます。
選考と採択
選考は各都道府県の共同募金会に設置された配分委員会で行われます。地域の福祉ニーズ、事業の実現可能性、団体の運営体制などが審査されます。
中央共同募金会の助成プログラムでは、外部有識者による審査委員会が選考を行います。
活用のポイント
赤い羽根の助成は使途の柔軟性が比較的高いのが特徴です。備品購入、事業費、改修費用など幅広い経費に充てることができます。
助成を受けた団体は、活動報告書の提出と赤い羽根のロゴ使用による広報協力が求められます。赤い羽根のブランド力は地域住民からの信頼獲得にも寄与します。
初めて助成金を申請する団体は、まず地域助成(少額)から始めて実績を積み、その後に広域助成に挑戦するステップアップ方式がおすすめです。
