プログラムの概要
花王社会起業塾は、花王株式会社とNPO法人ETIC.が共同で実施する社会起業家の育成プログラムです。2010年の開始以来、100名以上の社会起業家を輩出してきました。
金銭的な助成金ではなく、約半年間にわたるメンタリング、研修、ネットワーキングの機会を無償で提供するのが特徴です。プログラムの価値は約100万円相当と評価されています。
対象となる起業家
応募資格は以下のとおりです:
社会課題の解決を事業の中核に据えていること
創業から原則5年以内であること
事業に専念できる状態であること(フルタイム)
プログラム期間中のセッションに参加できること
NPO法人、株式会社、一般社団法人など法人形態は問いません。個人事業主としての参加も認められています。
プログラム内容
約半年間のプログラムは以下の要素で構成されています:
経験豊富なメンター(先輩起業家・経営者)との定期面談、ビジネスモデル構築ワークショップ、事業計画のブラッシュアップなどが含まれます。
花王の社員によるプロボノ支援(マーケティング、広報、商品開発など)も受けられます。大企業のリソースを活用できるのはこのプログラムならではの強みです。
選考プロセス
選考は書類審査と面接の2段階で行われます。毎年5月に募集が開始され、7月末が締切です。8月に面接が実施され、9月にプログラム開始となります。
選考では、解決しようとしている社会課題の重要性、事業モデルの革新性、起業家本人の情熱と実行力が総合的に評価されます。
年間の採択者数は3〜5名程度と少数精鋭で、手厚いサポートが提供されます。
卒業後のネットワーク
プログラム修了後も、花王社会起業塾のアルムナイ(卒業生)ネットワークに参加でき、継続的な交流と相互支援が行われています。
卒業生の中には、その後に大きく事業を拡大し、社会的に注目される存在になった起業家も多数います。メディア露出や資金調達の機会にもつながりやすい環境です。
花王のCSR活動との連携も継続的に模索されており、大企業とソーシャルベンチャーの協働モデルとしても注目されています。
