財団と助成制度の概要
LIXIL住生活財団は、住宅設備大手LIXILグループの社会貢献事業として設立された財団です。「すべての人に安全・安心・快適な住まいを」という理念のもと、住環境の改善に取り組む活動や研究を支援しています。
助成対象は実践的な活動から学術的な研究まで幅広く、建築・福祉・医療などの分野横断的なプロジェクトも歓迎されています。
助成対象テーマ
高齢者・障がい者向け住宅のバリアフリー研究
子どもの住宅内事故防止に関する取り組み
災害に強い住まいづくりの研究・実践
地域包括ケアにおける住環境整備
研究機関、大学、NPO法人、建築士会など、住環境改善に取り組む多様な主体が申請可能です。
実践活動と調査研究のいずれも対象となりますが、成果が社会的に活用されることが重視されます。
助成金額と条件
助成金額は1件あたり最大300万円で、助成期間は1年間です。特に優れた研究には継続助成が認められる場合があります。
研究費、調査費、実験費、旅費、報告書作成費などが助成対象です。研究成果の社会実装に向けた費用も含められます。
個人研究者も申請可能ですが、所属機関を通じた申請が推奨されています。
選考基準
選考では、研究・活動の新規性、社会的意義、実現可能性、成果の活用可能性が評価されます。住宅業界や福祉分野の専門家で構成される審査委員会が選考を行います。
特に高齢社会の進展に伴う住環境課題や、災害リスクへの対応など、時代のニーズに合致したテーマが高く評価されます。
成果報告と公開
助成を受けた研究者・団体は、助成期間終了後に成果報告書を提出し、財団主催の報告会で発表することが求められます。
優れた研究成果は財団の紀要やウェブサイトで公開されるほか、住宅関連の業界団体や行政機関への情報提供も行われます。
研究成果を社会実装につなげるための橋渡し役として、LIXIL住生活財団が積極的なサポートを提供しています。
